骨を愛す


無関心を憎んで、無関心を装って生きてきたけど
小さな窓から見える限りのことを隠れて見つめていた
何も成し得ないことを理屈にかためて誤魔化してきた
差し伸べられた手をむりに押し返して気づかないふりをしてきた
手に入らないことを恨んで何もかも嫌って生きるのはもう嫌だ
一言だけでいいから、僕を救ってくれたら
僕のくだらなすぎる価値観を許してほしい

僕はずっとここにいるのに。