「忘却」

なにかを失うこと。
自分の一部が裏返ること。
「消失」と異なるのは、失くしたものの代わりになるものが必要ないということ。
データを「消失」した場合は代わりを作成しなくてはならない。
「忘却」したものに代わりは必要ない。
「忘却」の跡には大きな白い空き地が残る。
それを「孤独」と呼ぶ。
「ひとを嫌いになること」は、「忘却」と似ている。