野田聖子議員はバカ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000072-san-pol

こんにゃく入りゼリーを食べた子供が窒息死した事件を受けて、自民党内で10日、ゼリーの形状などを規制する新法制定を検討する動きが出てきた。

中略

 実際、10日の調査会でも谷公一衆院議員が「モチは昔から死亡事故が多い」と指摘した。一方、野田聖子消費者行政担当相は10日の会見で「モチはのどに詰まるものだという常識を多くの人が共有している」と強調したが、「ゼリーだけを規制し、モチやアメを規制しない合理的な根拠は見つかりにくい」(厚労省)というのが実態だ。

「死亡事故が多い」という指摘に、その回答は無いだろう。反論になっていない。常識が共有されていれば、死亡事故は起こっても良いという事か。

消費者の立場に立った政治は結構な事だが、死んだから規制ではバカの一つ覚えで何も解決されないし、今後発生しうる死亡事故を未然に防ぐ事もできない。

根本的に解決すべきなのは製造元ではなく、わざわざ食わせる親だ。野田聖子議員は消費者側の知識共有を規制対象の判断基準にしているにもかかわらず、消費者への情報提供には頭が回らないらしい。その法案を大事な国会審議の時間を使いながら数ヶ月かけて立法にこじつけたとして、はたして根本的な解決になるのか。

どのような食品を与えてはならないのか、与えてしまった場合どうすれば良いのか、子供が勝手に口にしてしまう可能性への対処法、あるいは、死亡した子供はもともと喉にモノを詰まらせやすい体質だったのではないのか、今回はたまたま蒟蒻ゼリーが原因で死亡事故が起こってしまったが、他にも注意すべき食品があるのではないのか。それらの知識を消費者へ周知する事、そのための政策や立法を行うのではなく闇雲に直近で被害を出した食品への規制しかできない政治家は無能としか言いようが無い。