「ウェブサイト」とは

ウェブサイトの定義とはなんだろうか。
一般的には、ドメインやそれ以下のディレクトリによって区別されたドキュメントの集合体である。
企業サイトであれば会社概要、商品、サービスの紹介、などを集めたもの。
個人サイトであれば日記、プロフィール、絵や小説などのコンテンツを集めたもの。
つまり、同一の作者(あるいはグループ)によって公開されたドキュメントの集合体といえる。
しかし、であるとすれば、各ドキュメントは同一ドメイン、同一ディレクトリ配下に必ずしも存在する必要はない。
以前よりレンタルサービスの掲示板や日記などは必然的に元サイトとは別のアドレスにおかれていることが多かったが、近年発展してきたブログによってこの流れはさらに加速している。
画像は専用のストレージへ、記事はブログへ、掲示板は各記事のコメント欄へ。
更にトラックバックという新しい概念が各ドキュメント間のつながりを強くし、ウェブサイトのともだちつながり的なリンクと言う概念が崩壊しつつある。
ウェブリソースとは常に公開されているものであり、世界中どこから誰でも参照できる。リンクをはるには許可を取ってくださいなんていうのは時代遅れなのだ。
このはてなダイアリー「自分を読む」も、http://www.closure.jpというサイトにサルベージされるネタ帳的意味合いが強い。